キミの隣に
でも、現実の俺のポジションは
その他大勢と一緒で

とてもじゃないけど、
コイツを独占できるような
シロモンじゃない。


この状況から、
少しでも前に進みたい


それを可能にしてくれるのは、
音楽じゃない

言葉が必要だ


俺は、その言葉を知ってる


口に出せないのは
単に臆病になってるだけ。

俺の事を想って欲しいし
一緒にいられる様にも
なりたい。

でも、子供じゃないから
続く思いが怖い。

もっと続く先を
求められたらどうする?

俺自身が、それを求めたら
どうする?


こんな宙ぶらりんな立場で
自信もって、幸せにするとか
歯の浮くような台詞が
言えるのか?

・・・ま。それ以前に、
生徒との恋愛事態が
禁止なんだけど・・・


そんな事は
コッソリやっちゃうから
全く気にしてないし、
いいんだけどな。

 



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