ふたご王子に恋をした
ロールケーキを2本取って、箱にキレイに並べて保冷剤を入れる。
「お会計は2100円になります!」
「はーい☆2100円ね♪あ、ピッタリなかったから…2500円で。」
「はい!400円のお返しになりますっ!」
お金を受け取り、おつりとレシートを手渡すと男の子は「ありがとう☆」と微笑んでお店から出ていった。
「ちょ…麻衣…麻衣!」
「……へ?」
「口!さっきからあきっぱなし。」
「うえっ!?」
千夏に指摘され慌てて口を両手でおさえる。
「スゴいね、今の人。超カッコよかった!麻衣のモロタイプってカンジじゃん。」
あたしは口を押さえたまま大きくうなずいた。
「いや、しゃべりなよ。」
「どストライク!」
「力強いなぁ~。」
だってあんなにカッコいい人、見たことないもん!
芸能人みたい!
え、芸能人!?
実はあたしが知らないだけで芸能人ってオチ!?
んなバカな。
「でも……ホントかっこよかったー☆なんだか久し振りにときめいたよー。最近の子ってホントかっこいいね~。」
「おばちゃんじゃん。」
「お会計は2100円になります!」
「はーい☆2100円ね♪あ、ピッタリなかったから…2500円で。」
「はい!400円のお返しになりますっ!」
お金を受け取り、おつりとレシートを手渡すと男の子は「ありがとう☆」と微笑んでお店から出ていった。
「ちょ…麻衣…麻衣!」
「……へ?」
「口!さっきからあきっぱなし。」
「うえっ!?」
千夏に指摘され慌てて口を両手でおさえる。
「スゴいね、今の人。超カッコよかった!麻衣のモロタイプってカンジじゃん。」
あたしは口を押さえたまま大きくうなずいた。
「いや、しゃべりなよ。」
「どストライク!」
「力強いなぁ~。」
だってあんなにカッコいい人、見たことないもん!
芸能人みたい!
え、芸能人!?
実はあたしが知らないだけで芸能人ってオチ!?
んなバカな。
「でも……ホントかっこよかったー☆なんだか久し振りにときめいたよー。最近の子ってホントかっこいいね~。」
「おばちゃんじゃん。」