ふたご王子に恋をした
そういえば…陽には話したけど、旭とはそのことについてこうやってゆっくり話す機会なかったな……
「…勝手に余計なことしてごめん。実は…陽には言ってなかったんだけど…」
「うん?」
「前にお母さんの写真を見せてもらった日…実はお父さん宛ての手紙を見つけたんだ…」
「えっ?そんなのあった!?」
「お母さんの写真の裏に挟まってて…」
「知らなかった…」
「やっぱり……それで……二人に黙ってその手紙をお父さんに渡した…」
「どうやって!?」
「会社に…乗り込みました。」
「スゴい勇気。あっぱれだね。」
「自分でもそう思う……結果的にはお父さんとのわだかまりが無くなってきてるから良かったけど…本当にごめんね、図々しいことして。」
あたしはペコリと頭を下げる。顔をあげると、旭は首を横に振った。
「ううん、気にしないで…。色々気使わせたうえに俺たちのためにそんなことまでしてくれて…麻衣には感謝しても足りないくらいだよ?」
旭はニコッと笑うと、優しくあたしの頭を撫でた。
その瞬間、心臓がまたドクンと脈打つ。
「…勝手に余計なことしてごめん。実は…陽には言ってなかったんだけど…」
「うん?」
「前にお母さんの写真を見せてもらった日…実はお父さん宛ての手紙を見つけたんだ…」
「えっ?そんなのあった!?」
「お母さんの写真の裏に挟まってて…」
「知らなかった…」
「やっぱり……それで……二人に黙ってその手紙をお父さんに渡した…」
「どうやって!?」
「会社に…乗り込みました。」
「スゴい勇気。あっぱれだね。」
「自分でもそう思う……結果的にはお父さんとのわだかまりが無くなってきてるから良かったけど…本当にごめんね、図々しいことして。」
あたしはペコリと頭を下げる。顔をあげると、旭は首を横に振った。
「ううん、気にしないで…。色々気使わせたうえに俺たちのためにそんなことまでしてくれて…麻衣には感謝しても足りないくらいだよ?」
旭はニコッと笑うと、優しくあたしの頭を撫でた。
その瞬間、心臓がまたドクンと脈打つ。