ふたご王子に恋をした
マンションにつき、自宅の前まで来るとあたしは力なく旭に、
「じゃ。」
と声をかけた。
「へ?なに言ってんの?今からこれ観ないと!」
えぇ!?
「ちょっと今日はー……また今度観よ!」
「だーめっ!せっかく今日借りてきたんだから今日見なきゃもったいないでしょ!」
「は、はあ………てか観るってどこで。」
「ウチで☆あ、そういえば昨日麻衣のバイト先からケーキ買ったんだよ!」
ケーキ……!?
「一緒食べようよ☆」
「ぜひ!」
あたし意志弱ッ!!
恐怖より食い気を選んだあたしは足取りも軽くとなりの市瀬家にお邪魔した。
市瀬家に来るのは大掃除以来だからカナリ久し振りかも…
相変わらずキレイに整ったリビングは居心地がいい。
下手したらあたしの部屋より落ち着くかも…掃除しろって話なんだけど…
こないだの様子から言ってきっと積極的に掃除とか片付けするのは旭なんだろうな…
「どうかした?」
部屋の中を見渡すあたしを見て旭が不思議そうな顔をした。
「じゃ。」
と声をかけた。
「へ?なに言ってんの?今からこれ観ないと!」
えぇ!?
「ちょっと今日はー……また今度観よ!」
「だーめっ!せっかく今日借りてきたんだから今日見なきゃもったいないでしょ!」
「は、はあ………てか観るってどこで。」
「ウチで☆あ、そういえば昨日麻衣のバイト先からケーキ買ったんだよ!」
ケーキ……!?
「一緒食べようよ☆」
「ぜひ!」
あたし意志弱ッ!!
恐怖より食い気を選んだあたしは足取りも軽くとなりの市瀬家にお邪魔した。
市瀬家に来るのは大掃除以来だからカナリ久し振りかも…
相変わらずキレイに整ったリビングは居心地がいい。
下手したらあたしの部屋より落ち着くかも…掃除しろって話なんだけど…
こないだの様子から言ってきっと積極的に掃除とか片付けするのは旭なんだろうな…
「どうかした?」
部屋の中を見渡すあたしを見て旭が不思議そうな顔をした。