ふたご王子に恋をした
「うん。こないだ、クラスの子…あぁ、ほら、佐藤さん!がー、くれたんだ☆夏休みフランス行ったみたいでそのお土産だってさ♪」
「へーっ……」
佐藤さんのお土産ねぇ……
「あ、お土産と言えば高橋さんからもチョコレートもらってたんだった!賞味期限大丈夫だったかなぁ…あ!あとクッキーも確かあったな!」
………ふーん。
女の子からいっぱいプレゼントとかもらってるんだー…
確かに一般的に見たらイケメンだもんね。
つい一緒にいると忘れちゃうけど、この人モテるんだもんね。
ふーん!
良かったね!
……………………
なんか……気持ちがモヤモヤするぞ?
いや、モヤモヤっていうかムカムカ?
なんだろ、このカンジ…
「はい、紅茶どうぞ。」
「どうも!」
「…なんで怒ってんの?」
「全っ然怒ってないけど?」
「でも…眉間にシワ寄ってるし、唇とんがってるよ?」
「え!?……わっ!マジだ!」
横にあった電源が切れてるテレビを鏡代わりにして自分の顔を確認すると、まさに旭のおっしゃる通りの顔だった。
全然気付かなかったし!無意識でこんな顔になってたとか…自分が怖い。
てか、確かになんであたし怒ってんだろ…?
「へーっ……」
佐藤さんのお土産ねぇ……
「あ、お土産と言えば高橋さんからもチョコレートもらってたんだった!賞味期限大丈夫だったかなぁ…あ!あとクッキーも確かあったな!」
………ふーん。
女の子からいっぱいプレゼントとかもらってるんだー…
確かに一般的に見たらイケメンだもんね。
つい一緒にいると忘れちゃうけど、この人モテるんだもんね。
ふーん!
良かったね!
……………………
なんか……気持ちがモヤモヤするぞ?
いや、モヤモヤっていうかムカムカ?
なんだろ、このカンジ…
「はい、紅茶どうぞ。」
「どうも!」
「…なんで怒ってんの?」
「全っ然怒ってないけど?」
「でも…眉間にシワ寄ってるし、唇とんがってるよ?」
「え!?……わっ!マジだ!」
横にあった電源が切れてるテレビを鏡代わりにして自分の顔を確認すると、まさに旭のおっしゃる通りの顔だった。
全然気付かなかったし!無意識でこんな顔になってたとか…自分が怖い。
てか、確かになんであたし怒ってんだろ…?