ふたご王子に恋をした
「麻衣ーッ!!」
突然ガラリと勢いよく保健室の扉が開くと息を切らした旭の姿があった。
「あ、旭っ!?どうしたの?」
「どうしたのって…衣装見に行こうと思ったら階段のとこに衣装が散らばってて…おまけに麻衣の上履きが一個落ちてて…」
「えっ?」
慌てて自分の足を確認すると、確かに右足の上履きだけなかった。痛くて全然気付かなかった…
「なんかあったのかと思って…スゴい探した…はあ…良かった無事で…」
旭…
あんなに息が切れるまで探してくれてたんだ…
「わっ!どうしたの、その足!」
「あ、ちょっと…階段から落ちちゃって…でも大したことないから!へーきへーき…」
絶対気にするから嫌がらせされたなんて言えるわけないし…
「でも………」
「本当に大丈夫だから。」
ムリに笑って答えると陽がサッと立ち上がって旭の肩を叩いた。
「てめーの追っかけの変な女にやられたんだよ。」
「陽!」
「え?」
なんでわざわざそういうこと言うかな、コイツは!
突然ガラリと勢いよく保健室の扉が開くと息を切らした旭の姿があった。
「あ、旭っ!?どうしたの?」
「どうしたのって…衣装見に行こうと思ったら階段のとこに衣装が散らばってて…おまけに麻衣の上履きが一個落ちてて…」
「えっ?」
慌てて自分の足を確認すると、確かに右足の上履きだけなかった。痛くて全然気付かなかった…
「なんかあったのかと思って…スゴい探した…はあ…良かった無事で…」
旭…
あんなに息が切れるまで探してくれてたんだ…
「わっ!どうしたの、その足!」
「あ、ちょっと…階段から落ちちゃって…でも大したことないから!へーきへーき…」
絶対気にするから嫌がらせされたなんて言えるわけないし…
「でも………」
「本当に大丈夫だから。」
ムリに笑って答えると陽がサッと立ち上がって旭の肩を叩いた。
「てめーの追っかけの変な女にやられたんだよ。」
「陽!」
「え?」
なんでわざわざそういうこと言うかな、コイツは!