ふたご王子に恋をした
「……あ。市瀬旭くんだ!」
そうそう!
この小顔に整った顔立ちはまさに市瀬くん!
雰囲気が違うからすぐには分かんなかったケド、よくよく見たら顔のパーツとか似てるわ!
……………………え、
て、ことは、
もしかして…
この人…
男の子はあたしの反応に眉をひそめ、すごく嫌そうな顔をしていた。
嫌そうというか…
確実にイラついているっ!!
「アンタなに。ウザいんだけど。つーか俺、旭じゃねぇし。」
「え、あの……」
“もしかして陽くん?”
と、言う間もなく男の子は淡々と答えて屋上から出て行ってしまった。
「え…え?え!?」
ウザい?
ウザいんだけどって言われたよね?
聞き間違いじゃないよね!
いやいやいや!
初対面の人にウザいって言われちゃうとか!
ありえないんですけど!
なんでそこまで言われなくちゃいけないのさ!
何様だよ!
「ムキーッ!」
あたしはその場で地団駄を踏み怒りをぶつけた。
やなカンジー。
一瞬でもカッコいいと思ってしまったあたしの時間返してっ!
てゆーか!
結局誰だったんだアイツ!
まさか、本当に陽くんってオチ?
そうそう!
この小顔に整った顔立ちはまさに市瀬くん!
雰囲気が違うからすぐには分かんなかったケド、よくよく見たら顔のパーツとか似てるわ!
……………………え、
て、ことは、
もしかして…
この人…
男の子はあたしの反応に眉をひそめ、すごく嫌そうな顔をしていた。
嫌そうというか…
確実にイラついているっ!!
「アンタなに。ウザいんだけど。つーか俺、旭じゃねぇし。」
「え、あの……」
“もしかして陽くん?”
と、言う間もなく男の子は淡々と答えて屋上から出て行ってしまった。
「え…え?え!?」
ウザい?
ウザいんだけどって言われたよね?
聞き間違いじゃないよね!
いやいやいや!
初対面の人にウザいって言われちゃうとか!
ありえないんですけど!
なんでそこまで言われなくちゃいけないのさ!
何様だよ!
「ムキーッ!」
あたしはその場で地団駄を踏み怒りをぶつけた。
やなカンジー。
一瞬でもカッコいいと思ってしまったあたしの時間返してっ!
てゆーか!
結局誰だったんだアイツ!
まさか、本当に陽くんってオチ?