ふたご王子に恋をした
あたしはただ謝ることしかできなくて、紗結ちゃんの顔を見ることが出来なかった。
大好きな友達と、好きな人がかぶるなんて…マンガでしかありえないと思ってたのに…ごめんね。
あたしは最低だよ。
「麻衣ちゃんは、あたしが陽くんのこと好きだから好きになったの?」
「え!?違うよ!」
「でしょ?なら、しょうがないと思うんだ。陽くんの良いなって思う部分に惹かれて好きになったなら、それってやっぱり素敵なことだよ。それに…陽くんも麻衣ちゃんのこと好きみたいだから…諦めついたっていうか…ね♪」
紗結ちゃんはニッコリ笑うと運ばれてきたカフェモカを一口飲んだ。
「麻衣ちゃんと話してるときの陽くん、すっごく楽しそうなんだもん。あ、もちろん麻衣ちゃんもだけどね?」
「あたしも?」
「そう!すっごく楽しそう♪お互い言ってることは悪口なんだけど…」
確かに…
大好きな友達と、好きな人がかぶるなんて…マンガでしかありえないと思ってたのに…ごめんね。
あたしは最低だよ。
「麻衣ちゃんは、あたしが陽くんのこと好きだから好きになったの?」
「え!?違うよ!」
「でしょ?なら、しょうがないと思うんだ。陽くんの良いなって思う部分に惹かれて好きになったなら、それってやっぱり素敵なことだよ。それに…陽くんも麻衣ちゃんのこと好きみたいだから…諦めついたっていうか…ね♪」
紗結ちゃんはニッコリ笑うと運ばれてきたカフェモカを一口飲んだ。
「麻衣ちゃんと話してるときの陽くん、すっごく楽しそうなんだもん。あ、もちろん麻衣ちゃんもだけどね?」
「あたしも?」
「そう!すっごく楽しそう♪お互い言ってることは悪口なんだけど…」
確かに…