ふたご王子に恋をした
確かにカッコいいけど好きとはまた別の話でしょ!
「まぁ~…彼女がいたら略奪じゃん?」
「うわあー☆そういうの燃えるね♪」
「アナタたち人事だと思って楽しんでるよね?」
昼食を食べ終えると、5時間目の始業を告げるチャイムが鳴り、それぞれ自分の席へと戻っていった。
そういえば“アイツ”5時間目には来るのかな?
考えとくって言ってたけど…
5時間目はツトムくんのつまんない数学の授業だから来るにはちょうどいいっちゃいいけど…
そんなことを考えていたら教室の前のドアが開いて…
「あ。」
ウワサをすれば影!
市瀬陽が現われた…んだけどやっぱり不機嫌そう。
むしろ無理矢理ツトムくんに押されて教室に入りました感たっぷり!
「ったく。学校来てたんならさっさと来いっつーの。だいーぶ遅くなったけど、こっちが弟の陽な。よろしく。」
「…どうも。」
うわっ!
カンジ悪っ!
さっきと全くスタンスを変えない陽をあたしはなんとも言えない顔で見つめる。
「ねーねー麻衣ちゃん…ホントにあの人たち双子?」
「ね!全っ然違うっしょ!カンジ悪いよね~!」
「ホント、カッコいい!」
「え!?」
「まぁ~…彼女がいたら略奪じゃん?」
「うわあー☆そういうの燃えるね♪」
「アナタたち人事だと思って楽しんでるよね?」
昼食を食べ終えると、5時間目の始業を告げるチャイムが鳴り、それぞれ自分の席へと戻っていった。
そういえば“アイツ”5時間目には来るのかな?
考えとくって言ってたけど…
5時間目はツトムくんのつまんない数学の授業だから来るにはちょうどいいっちゃいいけど…
そんなことを考えていたら教室の前のドアが開いて…
「あ。」
ウワサをすれば影!
市瀬陽が現われた…んだけどやっぱり不機嫌そう。
むしろ無理矢理ツトムくんに押されて教室に入りました感たっぷり!
「ったく。学校来てたんならさっさと来いっつーの。だいーぶ遅くなったけど、こっちが弟の陽な。よろしく。」
「…どうも。」
うわっ!
カンジ悪っ!
さっきと全くスタンスを変えない陽をあたしはなんとも言えない顔で見つめる。
「ねーねー麻衣ちゃん…ホントにあの人たち双子?」
「ね!全っ然違うっしょ!カンジ悪いよね~!」
「ホント、カッコいい!」
「え!?」