ふたご王子に恋をした
「ホント楽しみー♪観覧車に乗りたいけど…たぶんムリだろうなぁ…」
「観覧車?乗ろうよ!」
「もしかして麻衣ちゃん知らないカンジ!?」
知らない?
「え、なに?何の話?」
紗結ちゃんに話を聞こうとした瞬間、チャイムが鳴ってホームルームが終わった。
隣りで終始、ダルそうに話を聞いていた陽も席を立って教室から出て行った。
「…で、なに?」
途切れた本題に戻る。
「あそこの遊園地の観覧車って超有名で、好きな人と一緒に乗ると両想いになるって噂があるんだよ!」
「へぇー!そうなの!?」
あたしとしたことがそんなロマンチックな噂があるなんて…知らなかった!
「乗りたかったなー……」
乗りたかった?
「…え!紗結ちゃん好きな人いるの!?」
思わず声がデカくなる。
「へっ!?いや、あのっ!ちっ、ちがくて!好きとかじゃないんだけど……」
紗結ちゃんは顔を真っ赤にして首を大きく横に振った。
かわいー☆
乙女だな!
「好きじゃないならなによ?」
「その…カッコいいなぁって…思う人はいる…よ?」
「観覧車?乗ろうよ!」
「もしかして麻衣ちゃん知らないカンジ!?」
知らない?
「え、なに?何の話?」
紗結ちゃんに話を聞こうとした瞬間、チャイムが鳴ってホームルームが終わった。
隣りで終始、ダルそうに話を聞いていた陽も席を立って教室から出て行った。
「…で、なに?」
途切れた本題に戻る。
「あそこの遊園地の観覧車って超有名で、好きな人と一緒に乗ると両想いになるって噂があるんだよ!」
「へぇー!そうなの!?」
あたしとしたことがそんなロマンチックな噂があるなんて…知らなかった!
「乗りたかったなー……」
乗りたかった?
「…え!紗結ちゃん好きな人いるの!?」
思わず声がデカくなる。
「へっ!?いや、あのっ!ちっ、ちがくて!好きとかじゃないんだけど……」
紗結ちゃんは顔を真っ赤にして首を大きく横に振った。
かわいー☆
乙女だな!
「好きじゃないならなによ?」
「その…カッコいいなぁって…思う人はいる…よ?」