ふたご王子に恋をした
「明日は遠足だからちゃんと着てこいよ。」
「うん、気が向いたらね♪」
「はぁ……」
ツトムくんは手に終えないとばかりに深いため息をついた。
旭…あたしより上手だわ!
「あ、そうだ。あと三者面談に向けての進路希望の用紙まだもらってないんだけど。」
「あぁ…。」
「あぁじゃなくて、今週中には出せよ。陽にも言っとけ。」
「はーい。」
ツトムくんは持っていた教科書で旭の頭を軽く叩くと階段を昇っていった。
「そういえば三者面談って来週だっけ。やだなぁー。」
「……………」
「…旭?」
「あぁ、ごめん!」
「どうかした?」
「ううん、なんでもないよ☆」
どうしたんだろ旭…
何か考えてるみたいだったけど…
昇降口につき下駄箱で靴に履き変えていると数人の女子が少し離れた場所にいた旭のまわりを取り囲んでいた。
ウチのクラスではないみたいだけど…
「旭ー☆明日遠足一緒に回ろうよ!」
「ねっ!いいでしょ!?」
なにっ!?
思わず下駄箱に隠れ耳をすます。
我ながらなんて悪趣味!
「うん、気が向いたらね♪」
「はぁ……」
ツトムくんは手に終えないとばかりに深いため息をついた。
旭…あたしより上手だわ!
「あ、そうだ。あと三者面談に向けての進路希望の用紙まだもらってないんだけど。」
「あぁ…。」
「あぁじゃなくて、今週中には出せよ。陽にも言っとけ。」
「はーい。」
ツトムくんは持っていた教科書で旭の頭を軽く叩くと階段を昇っていった。
「そういえば三者面談って来週だっけ。やだなぁー。」
「……………」
「…旭?」
「あぁ、ごめん!」
「どうかした?」
「ううん、なんでもないよ☆」
どうしたんだろ旭…
何か考えてるみたいだったけど…
昇降口につき下駄箱で靴に履き変えていると数人の女子が少し離れた場所にいた旭のまわりを取り囲んでいた。
ウチのクラスではないみたいだけど…
「旭ー☆明日遠足一緒に回ろうよ!」
「ねっ!いいでしょ!?」
なにっ!?
思わず下駄箱に隠れ耳をすます。
我ながらなんて悪趣味!