ふたご王子に恋をした
3人を見るとムカつくくらい笑顔で手を降り見送っていた。



「麻衣ちゃん大丈夫かなぁ…」


「なんとかなるっしょ!」



その頃一方観覧車内では……



「うわー!高い高い!景色超キレイ!」


思った以上に、はしゃいでるあたし!


だって何気に観覧車乗るの数年ブリだし、この観覧車海見えるし!



イヤでもはしゃいでしまうっ!


真下にある景色がドンドン小さくなって、遠くのほうにある景色はずっとずっと向こうまで見渡せるようになった。


あたしは窓にピタッとくっつく。



「海おっきー!」


「プッ……」





プッ!?


旭を見るとクスクスと笑っていた。


な、なに!?


なんかおかしいこと言ったかな…


「麻衣かわいーね☆」


「へっ!?」



思いもよらぬ言葉にあたしの顔は一気に赤くなった。


「あ、照れた?」


「ててて照れるよそりゃ!」


「そっかー☆」



なんかもー調子狂うなぁ~。



「あ!UFOだ!」


「え!?うそ!」


「あそこ!なんか銀色っぽいの飛んだ気がする!」


「どれどれ!?」


「いや、まぁ、ウソだけどね。」


「ウソかいっっ!」


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