ふたご王子に恋をした
これまたクソみたいな点数ですこと…
テスト用紙には小さなメモがクリップで挟まれていた。
『来週の中間テストで赤点なら夏休み補習決定。』
ヒーッ!
出たー!
数学に続く補習宣告。
つーか待って…
「中間テストって来週なの!?」
「そうだよ?範囲ももう発表されたじゃん。」
ウソ!
再来週だと思ってた!
「もちろん紗結ちゃんは…もう勉強してるよ…ね?」
「うん、まぁ一通りはしてるよ☆あとはニガテ分野を集中して勉強しようかなと思ってるところなんだ。」
サラリと爽やかに答える紗結ちゃんの笑顔がまぶしい!
一通り終わってる!?ニガテ分野を集中!?
そんなレベルに達してないんだけど!
「今回のテストはちょっと難しめだったと思うけど、唯一、旭が満点だから分かんなかったヤツはあとで聞いとけよー。」
「え!」
たっくんの言葉に思わず眉間にシワが寄る。
アイツがトップ!?
確かに得意だって言ってたけど…
マジじゃん!
旭を見ると、そんなことどーでもいいと言ったカンジで國政とのんきにおしゃべりをしていた。
テスト用紙には小さなメモがクリップで挟まれていた。
『来週の中間テストで赤点なら夏休み補習決定。』
ヒーッ!
出たー!
数学に続く補習宣告。
つーか待って…
「中間テストって来週なの!?」
「そうだよ?範囲ももう発表されたじゃん。」
ウソ!
再来週だと思ってた!
「もちろん紗結ちゃんは…もう勉強してるよ…ね?」
「うん、まぁ一通りはしてるよ☆あとはニガテ分野を集中して勉強しようかなと思ってるところなんだ。」
サラリと爽やかに答える紗結ちゃんの笑顔がまぶしい!
一通り終わってる!?ニガテ分野を集中!?
そんなレベルに達してないんだけど!
「今回のテストはちょっと難しめだったと思うけど、唯一、旭が満点だから分かんなかったヤツはあとで聞いとけよー。」
「え!」
たっくんの言葉に思わず眉間にシワが寄る。
アイツがトップ!?
確かに得意だって言ってたけど…
マジじゃん!
旭を見ると、そんなことどーでもいいと言ったカンジで國政とのんきにおしゃべりをしていた。