ふたご王子に恋をした
「そう、ならいい☆」
「……いい?」
「俺、麻衣のこと気になってるのに麻衣がヒナのこと好きだったら三角関係になっちゃうでしょ?」
「あぁ、そうだよね……………え!?」
「それにヒナには勝てないし。」
いや、あの、ちょっと待ちなよ!
勝つとか勝たないとかそんな問題の前に!
気になるって……
「ききき気になる!?」
「うん!気になる!なんてゆーかー……好き?」
「す…好き!?」
おいおいおい!
なんだこの変な展開は!
「つまり、付き合ってほしいんだけど☆」
「ムリ!!」
即答。
なに言ってんの、コイツは!!
正気かッ!
なぜか自信有り気だった旭の顔をガン見して思いっきり断る。
「そんなハッキリ言わなくても…」
旭は悲しそうな顔をして本を閉じた。
「そんな大事なことを軽いノリで言うほうが悪い!」
「軽いノリじゃないのに~!」
と、ほっぺたを膨らます旭。
「はいはい。」
一瞬でもドキドキしてなんだか損した気分。
そうだよ、落ち着いて考えてみればチャラい旭が本気でそんなこと言うわけないじゃん!
「……いい?」
「俺、麻衣のこと気になってるのに麻衣がヒナのこと好きだったら三角関係になっちゃうでしょ?」
「あぁ、そうだよね……………え!?」
「それにヒナには勝てないし。」
いや、あの、ちょっと待ちなよ!
勝つとか勝たないとかそんな問題の前に!
気になるって……
「ききき気になる!?」
「うん!気になる!なんてゆーかー……好き?」
「す…好き!?」
おいおいおい!
なんだこの変な展開は!
「つまり、付き合ってほしいんだけど☆」
「ムリ!!」
即答。
なに言ってんの、コイツは!!
正気かッ!
なぜか自信有り気だった旭の顔をガン見して思いっきり断る。
「そんなハッキリ言わなくても…」
旭は悲しそうな顔をして本を閉じた。
「そんな大事なことを軽いノリで言うほうが悪い!」
「軽いノリじゃないのに~!」
と、ほっぺたを膨らます旭。
「はいはい。」
一瞬でもドキドキしてなんだか損した気分。
そうだよ、落ち着いて考えてみればチャラい旭が本気でそんなこと言うわけないじゃん!