Fortune



「あっごめん…」


凌くんはパッと手を離した



「え、いや…あの…」


あたしは思わず下を向いた



「由菜ちゃん!」


あたしの名前を呼んだのは未咲だった…



「え、なに?」


「一緒にトイレついて来てくれないかな?」



「あぁ、いいけど…」


あたしは未咲についていかれ
その場を去った



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