Fortune



あたしは言葉が詰まった


その言葉が嫌だからじゃなくて


嬉しいから…




「でも距離を置こうなんて言ったやつが

こんなこと言っても信用しねぇよな…」



(そんなことないっ…)


あたしは凌くんの腕を掴み


黙って激しく横に首を振った




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