君はまた僕を好きになる。
暴かれた過去
┗優香side
「で、アンタは、それでいいの!?」
ポコポコポコ…
「コワイヨ…愛理ちゃん…」
きょうもまた、バイト帰りに喫茶店に寄ってマスターがいれてくれた美味しい珈琲を飲みながら
夕べの事を愛理に話したあたし
「アンタ…馬鹿?」
思いっきり
愛理に呆れられてます…。
「馬鹿じゃないもん」
「バカだよ、優香は。
そりゃあ、優香の気持ちは分からなくないけど
過去に敦史さんと何かがあったのは
確かなんでしょう?」
「うん…きっと…そうだと…思う」
「なら!尚更、ハッキリさせた方がいいと思う。
その相手が
どうでもいい相手だったら
過去なんて!って
あたしも言うと思う。
けど!相手が敦史さんなら
優香は、ちゃんと自分の過去と向き合うべき。
そして、過去の敦史さんともね」
そう、ハッキリと言われた。