君はまた僕を好きになる。

┗敦史side



パタン…とドアを開けて優香は部屋を出て行った…



胸が締め付けられる…


「いいのか?敦史。
優香ちゃんにあんな態度とって。

お前達、何かあったのか?

昔は、あんなに仲が良かったのに。」



「幸雄さん…すみません。心配かけて。」


「そんな事は気にするな。お前達…上手くいってるんじゃなかったのか?

何が起きたんだ?

なぁ、敦史。」




「幸雄さん…」


俺はもう…
どうしたらいいか分からなくなっていた…。



どこかで
抱えきれなくなっていた想いを誰かに話す事で楽になりたかったのかもしれない…。



それが


どんな結果に繋がると



気づきもしないで…。




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