君はまた僕を好きになる。
だけど──言えなかった──…ごめんね─あっくん──…
あたし──…
コンコン♪
「は、はい!」
どうしよう…
声が緊張して上手く出せない─…
普通にしなきゃいけないのに…これじゃあ、あっくんに気づかれちゃうじゃない。
シッカリしろ!
あたし!
「どうした?優香。顔が赤いぞ。熱でもあるんじゃないか?」
あっくんの手が
あたしの額に優しく触れた…。
ただ、それだけなのに、鼓動が激しく波打つのは、ヤッパリ…あっくんが大好きだからなんだろうぉ──こんなに…胸が苦しいぐらいに───…
あっくんが──…大好きだよ──…