君はまた僕を好きになる。
「ほら、お粥、作ったから。」
お粥──…
あっくんは、持ってきたできたてのお粥を、小さめの土鍋から、お椀についでレンゲですくうと
「ほれ、口開けて」と…///
「えっ!?い、いいよ…///1人で食べられるから!」
そう言って、無理やりあっくんの手から、お椀とレンゲを取り上げ、パクッと口の中に頬張って、モグモグと食べると
「おいしい…」
「だろう?それだけ元気なら、大丈夫だな。俺、仕事あるから、部屋にいるな。
何かあったらすぐに言えよ」
と、ポンと頭を撫でて背を向け、部屋を出て行った。
その背中に
あたしは、もう一度
ごめん─…と心の中で謝った─…。