君はまた僕を好きになる。

「ねぇ…敦史…」

「うん?なに?」


「雪って、どうしてこんなに真っ白なんだろうね…」


「えっ…?」



「まるで、全てを覆い隠すように真っ白で…


汚れてしまった物まで全て真っ白にしてくれるみたいだね…」




「優香…?」



どうして──
そんな事 言うんだ─…?




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