君はまた僕を好きになる。
願いはただ1つだけ
┗敦史side
───優香が姿を消してから3日が過ぎた。
あれから、俺は、手当たり次第に優香を探したが
携帯は繋がらないし、コンビニのバイトも辞めていて
どこにも、優香に繋がる情報はなかった…。
「あのバカ──…なにが『サヨナラ』だよ─…」
部屋に1人でいると落ち着かない
冷蔵庫を開けて
冷えた缶ビールを取り出し
プシュッと開けて
ゴクゴクと一気に流し込んだ──…