君はまた僕を好きになる。

「直人くん、まだ眠ったままなのね─…」

と、ベッドに横たわる直人を愛おしそうに見つめる愛理ちゃん──…



「愛理ちゃん──君と、直人は、一体─…どういう関係なんだ──…?」



すると、彼女は、小さく「クスッ…」と笑うと



「あたしと─…直人くんは──…



ただの同居人です…。」



「えっ!?」




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