君はまた僕を好きになる。
「お前、どうしたんだよ?うなされていたぞ」
「ぇ?あ…なんか…
よく分かんない夢見てた…」
「大丈夫か?
汗…凄く出てるぞ…」
「えっ?マジで…?」
ホントだぁ…
背中とか汗でビッショリ服が濡れていた…。
「そんなになるまで
どんな夢見てたんだ?」
「分かんない…
ただ…」
「ただ…?なんだ?」
「夢の中で、あたし
『優香』って
言われて…
そして…」
「そして…なに?」
分からない…
なぜか分からないけど
懐かしい感じがした…
そして
凄く…
切ない…