君はまた僕を好きになる。

「明日は、そんなに忙しくないけど。

どうした?なんかあるのか?」



なんてとぼけて聞く僕に


君は自分の感情を隠すように


視線を横に流しながら


「別に…ただ聞いてみただけ」


と、素っ気ない返事を残して


シャワールームに姿を消した。




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