君と愛を




ハァ‥‥‥


「‥‥‥」
「‥‥‥」


ハァ‥。


全然面白くない‥

なんか喋ってよ。


はぁ。



「なぁ」

ビクッ!!!


以外と高い声。

なななな、なに?

「‥ハイ‥」

びっくりして敬語になってしまった‥



「いくつ?」

「じゅ、じゅうろく‥」

「高1?」

「う、うん‥」

「あ、なんや。いっこ下か」


なぁんだぁって感じで笑った。

‥きゅんっっ‥

あ?‥な、なにこれ‥


さっきよりも高い声で笑う。


「おれ、高2。」

「そうなんだぁ‥」

「名前は?」

「愛。」

「ふぅん。アイ。」

どきって。

ちょっとした。

心臓を、ぎゅってされたみたいな。


これは私にもすぐわかった。

けど、さっきのきゅんっが分からない。

何だろう。


「おれ、浩太。こーたでええよ」

「うん、こーた」

「それでいい」


ニコッて。

またあのハニカミ。


も〜‥‥‥可愛い‥?///



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