道のない甲子園
俺は悔しい思いを胸に、教室に戻った。
「遅れてすみません」
俺は先生に一声掛けてから、席に向かった。
「……武内か?」
「はい…」
「お前は出れないんじゃなかったのか?」
「もう終わりました。授業中断してすみません」
俺は席に着いた。
「It hears it in English because it is not thought that it wants everyone to hear it.
Was joining a club tested very?(皆に聞かれたくないだろうから英語で聞くが、入部はテストどうだったんだ?)」
「It passed tentatively.(一応合格しました)
気を遣っていただいてありがとうございます」
先生に答えてから席に着いた。
「それでは、教科書32ページから読むぞ―」
また夢に一歩近付いた。
お兄ちゃんが道を作ってくれてるのかな…?
ありがとう。頑張るから。