恋はいきなりやって来た!

ガンっ

「あぁん?」

「機嫌悪い?」

椅子を蹴ってきたのは
担任のつっち。

「んだよ。つっちか。」

「何だとは失礼な(笑)またお前の担任か!」


「そうだねー。何しに来たんだよ。」

俺は眠気と戦いながら話した。

「席後ろにしたんだな。」

「だからなんなんだー!」

「沢山当ててやるから覚悟しとけよ(笑)」

「えっ…まじ?」

その一言で目が覚めた。

「まじだよ!あーそうそう。お前進路決めたか?」


この話題は一番嫌いな話題。


「決まんね。やりたい事がない。」

「そうか…まだみんなも曖昧だがお前だけ白紙で出しただろ?三年間も。」


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