恋はいきなりやって来た!
「明日は9時50分登校の12時に終わる予定。予定な!でわ解散!終わり!!さようなら」
話し終わるの早っ!早いよ…つっち!さっぱりしてんなー(笑)
「さいならー」
終わったーと背をのばしながら
教室を出ていくクラスメイト。
ほぼ貸し切り状態の教室に、ぽつんと残された俺は思い切り背伸びをする。
「んーっ。腹減ったー…昼か。」
深呼吸すると同時に勇志が俺と二人だけの食事会を提案。
時間的にも調度良くこの後何もない俺は躊躇なく返事を返した。