小さな恋の物語


湖のほとりの花畑で毎日のように女の子の楽しそうな歌声が響きます。



男の子はそんな女の子をいつも幸せそうな顔で見ていました。



いつでも女の子は笑っていました。


「君はいつも笑顔なんだね」



男の子も笑うようになりました。



『いつでも笑顔でいないと、幸せが逃げていっちゃうんだって。それに、今とっても幸せだもの!』



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