逆はーれむ!【修正中】
「よ、よしっ」
1時間ぐらいして
やっとまとめられた大荷物を
かかえて、玄関まで行った。
「叔父さん、叔母さん、行きますよぉー」
「はいはい!」
「あー、沙良ちゃんこれ五十嵐さん家の地図ね」
家の場所は分かってるんだけどね。
・・・昼間の人は誰だったんだろう。
「ありがとうございます」
「気をつけて!!!」
どうせ、心配もしてないくせに。
「寂しくなるわぁ」
じゃあ、言わなかったらいいのに。
「さようなら」
でも、明るく振舞っておかなきゃ
変に思われちゃう・・・
バイバイ、叔母さん
バイバイ、叔父さん
そうして私は
闇の中へ消えていった。