逆はーれむ!【修正中】
「でも、その前に、この生徒会の役員のことについて、聞いてもらえますか?」
「・・・はい」
何聞くんだろう?
「見ての通り、私は生徒会長です。それで、副会長は本郷。書記は天津。会計は蔵谷です」
「そんでね、僕と劉生が3年で、いおちんとかずちんが2年」
と、天津先輩。
いおちん・・・とかずちん?
呼び方すごいなぁ・・・
・・・って、天津先輩3年
だったんだ!?
「はぁ・・・」
「それで、お願いなんだが、今、副会長の席が空いている」
「そうですね」
「更に、この生徒会には女子生徒がいない。この学校には女子がこの間まで2名しかおらず、あの2人のどちらかが副会長の席に着くべきなのだが、断られてしまった」
つまり、絵里と紀子は
断ったのか・・・。
紀子はともかく、
絵里は・・・ちょっと。
「なので、お願いです。五十嵐沙良さん。副会長になっていただけませんか?」
伊勢谷会長は
頭を下げた。
そうしたら、
先輩方全員が頭をさげた。
「そ、そんな!頭を上げてください!!」
私は、皆さんに言った。
「では・・・」
「はい。いいですよ」
「本当ですか!?ありがとうございます」
伊勢谷先輩はとても
嬉しそうな顔をした。
「いえ・・・」
「じゃあ、明日からさっそく来てねん♪」
と、天津先輩。
いきなりなんですね・・・