逆はーれむ!【修正中】
「お前、まさか、“いお”かーーーっ!?」
急に、大悟君が
蔵谷先輩に向ってそう叫んだので
私はギョっとしながら
大悟君を見た。
「・・・・」
すると、蔵谷先輩は
振り向き、こちらに歩いてきた。
階段を上がりかけていたのだが。
「お前、その呼び方・・・。“だい”か?」
え?知り合い?
「やっぱそうやったんか!!」
「へ~、めずらしいこともあるんやね」
え?え?
私が目をハテナにしていると、
大悟君が言った。
「いおは、俺が大阪に居った頃の幼馴染や。隣に住んでてん」
「俺が先、引越してんけど、まさかお前も引っ越しとったなんてな」
「引越したんは、ついこないだやし、この学校来たんも数日前やからな。せやから、いおの事知らんかったんやろ」
「せやな」
関西弁で、珍しいな~
と思ってたら、この2人が
知り合いだったなんて!?
びっくり。