逆はーれむ!【修正中】
なんと、大悟君の後ろには、
遼お兄ちゃんがいたのだ。
「あほ」
と、大悟君に向かって言う。
「はぁ!?なんで、お前がここにおるんや!?」
「バイト帰りにこの道を通っていたら、お前と沙良が見つめ合ってたから、止めに入った」
「何で止めに入ったん!?」
「ばーか」
遼お兄ちゃんは理由も言わず、
その場を去っていった。
・・・でも、遼お兄ちゃんが来て
よかったかも。
こなかったら、私たち一生見つめてた
かもしれないし。
「・・・大悟君?帰ろっか」
「そうやな」
再び、私たちは歩き始めた。