★秘密のイケメン執事さま。★甘い誘惑と罠

その時、扉をノックする音が聞こえた。



タロちゃんは、私に触れたままドアを見つめた。


誰かきた!


だ・・・れ?



あせる私を見て面白そうに、タロちゃんは口を開いた。


「はい、どうぞ」



え!ええーーーーーー!!!

まだ、離れてないんですけど!


「ちょっと、タロ・・・・」



あっ・・・・・!



ゆっくり扉が開き、顔をのぞかせたのはペコットさんだった。


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