★秘密のイケメン執事さま。★甘い誘惑と罠
「素敵・・・。こんなのが家あったらすごいよね。欲しいなー。ツリー」


そうなの。


うちにはツリーないんだよね。

このサイズのツリーは、絶対うちのボロアパートに入らないけど、

ミニサイズのでもいいから、欲しいなー。



クリスマスって感じがするし。


「いくらくらいなんでしょうね・・・」


タロちゃんは、じっとツリーを見つめている。


これは相当・・・高いよね。

かなり大きいし。




「いくらか、案内所で聞いてきます」


ん?ちょっと待って。


なんかおかしい・・・・。
< 94 / 116 >

この作品をシェア

pagetop