【完結】─続─泣き虫姫のご主人様






 稚尋もきっと、わかってくれるよね?





「大丈夫だよ、きっと」



















 澪は雛子に優しく笑いかけると、席を立った。







「今日は、ありがとう……雛」













「どういたしまして!」







 何が起きるかわかんないけど。







 あたし、そういう人をほっとくなんて出来ないんだよね。










 だから。




 君も大丈夫だよ。




 弥生君。











 ……あ、その前に稚尋に許可とらなきゃ。






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