【完結】─続─泣き虫姫のご主人様





「あ゛ー、弥生ねぇ」



 その雛子の反応に、あたしは少し驚いていた。





 あれ? 雛って、弥生君の事……知ってたんだ?




 あ、でも雛っていつから稚尋と一緒にいたんだっけ?







 いろいろわからなくなってきて、澪はその場で頭を抱えた。



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