【完結】─続─泣き虫姫のご主人様







「なんかごめん……雛の相談みたいになっちゃって」


 雛子はそう言って、申し訳なさそうに頭をかいた。






 全然そんな事ないのに……。



「全然っ! あたしだって……」





「ダーメッ! 雛の相談じゃ意味ないのっ! 弥生の事でしょ? 大丈夫、雛、弥生の事なら知ってるから」




 そう言って、雛子は満面の笑みで澪の前にピースマークを作った。











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