ヤンキー彼氏は世界一
そしてベッドの恋斗に
話し掛けてみた。



「恋斗~花火だよ!
あなたの大好きな花火だよ!皆も居るんだよ」



何時ものように、


なんの反応もないと思いながらも話し続けた。







すると




ピクッ



ん?



恋斗の指がほんのかすかに動いた気がした。



「恋斗!ねえ」



体を揺すってみたが


やっぱり反応なし。



気のせいだったのかな、



でもきっと恋斗は
大好きな花火を見たくて
一生懸命起きようとしたんだよね!?



ね?









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