ヤンキー彼氏は世界一
ガチャガチャバタン。


「おーい!!」


誠也が勝手に入ってきたと思ったら、

そのあとに3人くらい入ってきた。


「お!恋斗の彼女か?
ちっちぇーし、可愛い!」

見るからに柄が悪いのに馴れ馴れしい人は、
ともきだ。


私は、困ってただ笑っていた。


「てめえ、ゆりあが困ってんだろうが!お前ら見てえな柄悪い奴に絡まれたくないって!」


「いや1番お前が柄悪いだろ!」


誠也の一言で皆笑った。


私も緊張していたのがほぐれた。


「つか、お前が家に女いれてんのはじめてだな!」


「うるせぇ。ゆりあは特別なの。」


そおいうと私の方を見て
にこっとわらった。


私は、嬉しくてまんべんの笑みで返した。


何か、こんなに人がたくさんいて、
こんなに明るくて
楽しいのはじめてだな。


横には優しい恋斗。


皆柄が悪いけど凄く話しやすいんだ。


私は、この空間が好きになっていた。







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