ヤンキー彼氏は世界一
そして、夜10時を回ったとき、


「うしっゆりあそろそろ帰るぞ。」


「うん!」


帰りたくはなかったが、
恋斗が居れば
苦痛な家も耐えられる。


「ゆりあちゃんまたなあ」

「さようなら。」

「こいつ送ってくっから
適当して待ってろな!」


「ごゆっくりいー」


皆ニヤニヤして笑っていた。


そして、私は、バイクで送って貰った。


恋斗の背中は、大きくて広い。

だから、安心する。


恋斗の後ろに乗るのが大好きなんだ。





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