ヤンキー彼氏は世界一
「あーおなかいっぱい」



「なあゆりあ?昨日の話なんだけどさあ、あいつ小百合俺の元彼だって知ってるだろ?」



恋斗は昨日の話を、タバコを吸いながら話始めた。


わたしは、真剣に聞いた。



「俺あいつとさ、中2から付き合ったんだよ。

でも俺バカだったから、暴走入ってさ暴走のほうが楽しくなっちゃって
あいつを勝手に振っちゃったんだ。」




「俺……最悪なんだよ。

あいつの気もしらねえで。馬鹿ばっかしてた。

それで今までずっと女なんて興味なくて。


それでさあの時お前に会ってお前の涙みてなんかぐっときたんだよ。


俺とおんなじだから…。」



「何が?」



「俺さあ、お袋居ねえんだよ。
ガキの頃、親父に愛そうつかして出ていってさ、
その時も公園でずっと泣いてたんだ。
親父はさ会社の社長で仕事人間で俺のことなんて構ってなんかくれなかった。

そんで嫌になって家でてさ、あの公園でよく一人で座ってた。

だからお前があそこに座って泣いてた時ほっとけなかったんだ。」



私は、恋斗の過去を素直に受け入れた。




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