ヤンキー彼氏は世界一
「あのね、私自信なくて…

小百合さんが学校に来たとき、奈美恵が教えてくれたの。恋斗の元カノだってこと、

だからね、私なんかと全然違うし、恋斗が小百合さんの気持ち知ったら戻っちゃうんぢゃないかって…」



「バカか!戻るわけねえだろ!」


「それでね、小百合さんにコンビニ行ったとき別れろって言われて…
別れなきゃいけないのかなって思ったけど、別れないって言ったら…」



「奈美恵ちゃんにだいたい聞いたよ。お前隠さなくていいんだかんな。頼っていいんだぞ?俺はお前を守るって会った時から思ったから…」



「え?」



「ここに連れて来たとき俺
守りてえ奴はゆりあだってピントきたんだ!」



「恋斗……ごめん。わたしが勝手な行動してこんなことなっちゃって」



「いいんだよ。俺がもっとゆりあに気を使ってれば…」



私は、恋斗の優しさにまた助けられた。


昨日の出来事も、
恋斗の優しさで少し消えた。



「ねえ何で私の居場所わかったの?」



「俺はお前がどこいこうがすぐわかんだよ!」



ニヤリと笑うと


キスをされた。



< 74 / 267 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop