ヤンキー彼氏は世界一
そしてばれないように
部屋を暗くし皆息をひそめ待っていると、




バタン!



「ゆりあー?居ねえの??」










パンパーン!!!



誕生日おめでとー!!!



「お前ら!!!」




目をまんまるくした恋斗がつたっていた。




「おめでとれんと!」



「ゆりあ!これお前が作ったの??」



「奈美恵がね手伝ってくれて!」



「ありがとゆりあ」



ちゅ!!


「ちょいちょーい恋斗くーん。イチャイチャすんのは後にしてくれー」



「あっわりいな!つい。」



皆の前でキスをされ私は、ケーキを出すのを忘れそうになった。



「あっ!ケーキ!!」



「んぢゃはじめますか!!」



「先に飯くおーぜ!」



「うんめぇ!!!俺カレー好きなんだよ。」



子供みたいに喜ぶ恋斗に私は、嬉しくて胸がキュンとなった。



「つかこの唐揚げもうんめー」


「あっそれ奈美恵が作ったの!!」


「さすが俺の奈美恵!料理の天才だな!」



誠也わ得意気な顔をしていた。



そしていよいよメインの手作りケーキ!!



「うわ。やっべーうまそ!」



恋斗はさっきよりも目を輝かせていた。



そして皆お酒も入り、



いつものようにどんちゃん騒ぎをした。



「ゆりあありがとなあ」



「ちょっ恋斗酔いすぎー!」



みんなの前だろうがお構い無しに抱きついたりキスをしたり、完全に酔っぱらっていた。




まっ主役だからね!



「さっそろそろお開きにすっか!後はお二人さんで仲良くなあ!」



「おう皆ありがとうな!」


皆酔っぱらいながら帰っていった。
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