no helpー?
小4の冬。
いつも通り水泳に通っていた。
「つなぁー!」
この子ゆうは。
同じスポーツジムで空手をやっていて、私と同じ学校。
「やっほっ!」
「やっほっ、きな!」
「あっ、つな。ちょっと聞いて~」
「なになに?」
すると、横から見覚えのある女の子が現れた。
「えっ?」
少し私は戸惑い目になる。
「まっ…まさか、転校生でしょ?」
私は驚嘆した表情でゆうはに問いかける。
「そうそう、今日さバス停の前で会って同じここのバッグもってたから友達になったんだよ」
「へぇ…」
「んー…じゃ、自己紹介!」
「つなみです。よろしく」
「うん!よろしくっ」
「きなこだよ。よろしく」
「よろしくねぇー」
そのときの私にはまだ、
”裏切り”というものが知らなかったー