虹色に輝けば
不意に、真剣に尋ねられたから心臓が飛び跳ねた。
もしも、アナタと一緒に居ることが叶うのならば…私はどうするの?
私は…
「一緒にいたい」
意志を持ったその言葉に、リオは嬉しそうに笑った。
それから、真剣な表情で私の手を握った。
「ユキ、僕と生きたい?」
「生きる?」
「僕は、ユキと生きたいよ。色々な話をしたい。ユキと笑っていたい。それは、生きなければ出来ないことなんだよ」
私が生きる?
私は死ぬはずだったんじゃないの?
確かに、リオと一緒に居るなら生きていたい。
でも…