龍魔
なんだ、愁か

「どーしたの?」

「今、コンビニにいるんだけど、一緒に学校いかねぇか?」

「わかった!じゃあ、すぐ行く」


ブチっ


あいつ電話きりやがった!








「待たせてごめん!!」


「いーよ!じゃ、いくか」

なんか…しゃべってほしいんだけど



そんなことを思ってたら…

「聞きたいことがあんだけど」


「なに?」


「由希さぁーか、か、…」

「か?」

愁、何がいいてぇんだよ!?

「な、何でもねぇよ」

変な奴! まぁいっか


「おい、お前ゆきか?」

だれだよ


「え、――――――……」

な………




なんで『陸斗』がいんだよ…


だってあいつは来週………



「やっと気がついたみたいだなぁ?久しぶりだな由希」


やだ
近寄らないで…
















気がついたら愁の手持って学校まできちまった



「じゃあ――――…」

そう言って教室に向かおうとした




「まてよ」

なんでよ!?あたしはもう…やなの……
しかも手捕まれてるし

「離せ」


素がでちまった
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