日記
あてもなくブラブラと、街を歩き。


人混みの中に懐かしい顔を見つけた。



一人の私。
二人の君。




愛おしそうに、横にいる女性に笑顔を向ける顔は、一年前には私に向けられてた、見慣れた笑顔。





人混みのせいで、聞こえないのか君は、女性の口元に耳を寄せ、時折頷く。





さっきまで、懐かしんでた張本人が目の前にいる。





幸せな雰囲気を醸し出している二人。




正反対の私。
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