魔法のキス
お迎えにあがりました
「会いたかったよ。ノア」

優しくて心地よい声が耳元で聞こえ私は浅い眠りから目覚めた。


ふと隣を見ると見知らぬ青年が、私のベッド横でひざまずいている。

彼は天使のように澄んだ瞳で私を見つめ微笑んでいた。

思わず微笑み返してみたが、これが現実なわけが
ない。


私は目を擦り、再び眠りに就こうと布団に潜り込んだ。
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